美容外科症例:シリコンバックを使った豊胸
宇都宮裕己です。
今回はシリコン豊胸の症例をInstagramにアップしましたので転載します。
より詳しくInstagramの方で写真を挙げていますので、ご興味がありましたら、そちらでみていただいて、可能ならフォローしていただければ幸いです。
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宇都宮ひふ科形成外科の宇都宮裕己です。
今回はシリコン豊胸された方です。
この方はアンダーバスト(乳房下溝)から挿入希望で、デュアルプレーン法で行いました。
なんのことかわからない方もいると思うので解説しますと、シリコン豊胸は挿入する為に切開する場所(要するに傷がつく場所)の位置がワキ、乳輪、アンダーバストがあります。多いのがワキとアンダーバストです。
アンダーバストから入れる場合は裸になった時下から見るとわかりますが、ワキをよく出す人とかノースリーブを着る人は服を着ている時には見えないのでこちらの方が良い場合があります。またこの方のようにわずかに下垂気味にすると裸でも正面から見えません。最近少しこちらを希望される方が増えてるような気がします。
次に挿入する層で大胸筋の下に挿入する大胸筋下法、乳腺の下に挿入する乳腺下法、どちらも組み合わせたデュアルプレーン法があります。
この人はデュアルプレーンでしたが、デュアルプレーンは大胸筋が肋骨に付着しているところを切断して大胸筋の下にシリコンを挿入します。そうすることでシリコンの下半分は乳腺の下にあり、上半分は大胸筋の下にあるという感じになります。
すると、シリコンの辺縁が浮き出やすいデコルテの部分は大胸筋で覆われ浮き出にくくなります。また下半分は乳腺の下に入ることで自然で柔らかい乳房の感じを出せます。
デコルテが痩せててある程度大きめのシリコンを入れる方はこの方法か、脂肪注入を組み合わせたハイブリッド法で行うのが良いかと思います。
切開する場所や挿入する層、全て対応可能ですのでどれが良いか相談していただければと思います。
定価 66万円税込(麻酔代別、シリコンインプラント料金は含む)
合併症 はれ、むくみ、内出血、痛みのダウンタイムが1から2週間全員に起こります。痛みは3から4日は痛み止めを飲んで生活。1週間くらいすると押さえると痛い程度になります。内出血は平均2週間くらいで目立たなくなります。シリコンインプラントは一生持つものではなく、10-20年程度で被膜拘縮などによる変形、破損などによる交換が必要となる場合があります。血腫や感染などのリスクもあります。仕上がりには個人差があるので、手術を受けた人全員がこの写真の様な変化をするわけではありませんのでご注意下さい。カウンセリングにて、診察させていただいた上でその方一人一人の状態をふまえて、アドバイスさせていただきたいと思います。